アルファ・クラブ掲載記事   アドバイス 昌平クリニック院長 鍋谷欣市

以下は、ALPHA CLUB 274号(4/'05)【私の工夫 それぞれの後遺症対策】に掲載された記事です
ひまわり 疲 れ
flower1 疲れたら寝る
茨城県 Iさん (70歳)
  母と長兄が大腸癌で死亡、次兄と私が胃癌、そして、私の長女が皮膚癌、次女は腎臓癌で手術、「癌は遺伝しない」といわれるが「それ、本当かね」といいたくなる。
  平成13年11月、胃を4分の3切除、以来、便秘、下痢、疲れなどの後遺症に悩まされ、体重は64kgから49kgと15kgもやせた(身長167cm)。何をしても疲れる。体力をつけるため、散歩を始めたが、30分も歩かないうちにヘトヘトになる。スポーツジムでヨガや自転車こぎにも挑戦。家庭菜園でタマネギやイチゴを作り、体力増強を図っているが、すぐに疲れる。しかし、疲れたら寝る。これが一番の妙薬。「そのうち何とかなるだろう」とのんきに構えている。

flower2 ドクターから一言
  寝て休息をとることは、交感神経の緊張がとれ、副交感神経が優位になり血行が改善されます。心身ともにリラックスし、免疫力が高められます。

flower1 栄養剤ドリンクで
福島県 Sさん (48歳)
  平成10年11月、胃癌で胃、胆のうを全摘。術後はダンピング症候群や下痢、嘔吐で苦しみ、体力もなく無気力になりました。仕事が農業なので大根などの野菜や花を作っていますが、体調が悪いときは、かなりきつくつらい日々を過ごしました。
  食事は野菜を中心に肉、魚もとりますが、少量しか食べられません。栄養不良と疲れを回復するため、毎日、栄養剤ドリンクを飲み頑張っています。また、私にとって食後にコーヒーを飲むと消化に良いようです。

flower2 ドクターから一言
  栄養剤ドリンクは成分が工夫されて便利ですが、できるだけ食物を口から食べて、少量でもよく噛むことです。コーヒーには、疲労回復や消化に役立つ成分、カフェインやクロロゲン酸も含まれます。

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