アルファ・クラブ掲載記事   アドバイス 昌平クリニック院長 鍋谷欣市

以下はALPHA CLUB405号(3/2016)【私の工夫 それぞれの後遺症対策】に掲載された記事です。

ひまわり つかえ
flower1 手術でつかえが軽減

福井県 Fさん (68歳)

  平成22年6月、胃の噴門部にがん(病気IIa)が見つかり、福井県立病院で幽門側を3分の1残す手術を受けましたが、それからは後遺症に苦しむ日々でした。少しでも食べるとつかえ、それが日ごとに強くなって嘔吐を繰り返しました。バルーン拡張術を3回受け、逆流性食道炎の薬も処方してもらいましたが効果がなく、体重も37kgまで減りました(身長160cm)。
  病院のがん支援センターやアルファ・クラブの会報で解決法を探し、たどり着いたのがアルファ・クラブの個人健康相談でした。早速、手紙を出すと青木照明先生から詳細なお返事をいただき、「体力をつけて再手術を」と、思ってもいなかった方法が述べられていました。「痛い思いはしたくない。主治医に何といおうか」と悩み、支援センターや家族と相談して、思い切って主治医にその手紙を見せました。主治医も理解を示し、最終的に自分の判断で2年後に胃の全摘手術を受けました。多少の不都合やつまり感はありますが、体重は45kgまで回復しました。
  心の奥底には再発という文字があり、時々それが頭をもたげます。それを打ち払うために、熱中できることを持ちたいと、陶芸や運動、ボランティアなどに参加しました。今は充実した生活を送っています。
  余談ですが、術後、便やおならが臭かったのですが、新谷酵素を飲んでから臭わなくなりました。うれしい誤算でした。

flower2 ドクターから一言
  胃の噴門部のがんを手術したあとは、時々、吻合部のつかえ感があるものです。2度目の手術でつかえ感がとれ、再発もなく回復してきたことは何よりです。精神的な回復感を持つことも、非常に大きな力になります。


flower1 食前に納豆を食べる
東京都 Kさん (59歳)

  平成20年5月、胃がんで胃を全摘し、胆のうを切除しました。
  退院時に食事は少量をゆっくり、よく噛んで食べるようにと教わりましたが、すぐにつかえてしまいます。会報に「つかえ予防にはネバネバ食品を先に食べると良い」とあり、早速、実行しました。納豆、ナガイモ、オクラ、メカブなど、粘りのあるものを順番に試してみました。その中で、私には納豆が一番よかったようです。

flower2 ドクターから一言
  胃と胆のうを切除されたのですね。つかえには、ネバネバの食物を最初に食べるとよいといわれています。ご自分に合ったものを探しあてられたのは、あなたの粘り強さがあったからでしょう。



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