漢方 掲載記事

以下は、健康雑誌「壮快」2014年6月号(マキノ出版)<糖尿病の漢方薬>に掲載された記事です。

血糖値が正常化した人続出! 失明危機を回避! 漢方名医が推奨の糖尿病の漢方薬
医療ジャーナリスト  輿石 和也

血糖値を下げる働きに特化した漢方薬
  糖尿病の治療法として、薬の服用やインスリン注射、食事療法や運動療法など、実にさまざななアプローチがあります。とはいえ、それら治療法の根本にあるのは、西洋医学の考え方がほとんどです。
  一方、東洋医学の世界でも、糖尿病の改善に役立つ治療法が数多くあります。その中でも、特にお勧めしたいのが、「糖尿病の漢方薬」です。
  まずは、この漢方薬の詳細について、消化器外科の世界的権威で、漢方の名医でもある、昌平クリニック院長・杏林大学名誉教授の鍋谷欣市先生にお話を伺いました。
「この漢方薬の正式名称は、白虎加人参湯加減方(びゃっこかにんじんとうかげんほう)といいます。 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)という漢方薬に、生薬(漢方薬の原料)を加減して作られたものです。
  白虎加人参湯
は、知母(ちも・ユリ科ハスナゲの根茎)、粳米(こうべい・イネ科イネの果実または種子)、石膏(せっこう・硫酸カルシウム)、甘草(かんぞう・イネ科カンゾウの根)、人参(にんじん・ウコギ科オタネニンジンの根)で構成されています。
  ここから、粳米を除き、山薬(さんやく・ヤマイモ科ヤマイモの根茎)、一位(いちい・イチイ科イチイの果肉)、沢瀉(たくしゃ・オモダカ科サジオモダカの塊茎)、猪苓(ちょれい・サルノコシカケ科チョレイマイタケの菌核)、山梔子(さんしし・アカネ科クチナシの果実)、黒豆(くろまめ・マメ科ダイズの種子)を加えたものが、白虎加人参湯加減方です。
  一位や黒豆は、糖尿病の民間療法によく用いられます。また、その他の生薬も、血糖値を下げる効果が期待できるため、それぞれの作用が相乗的に働き、糖尿病に力を発揮するのです。
  白虎加人参湯だけでも、糖尿病の改善に有効ですが、さらに血糖値を下げる働きに特化した、まさしく『糖尿病の漢方薬』といえるでしょう」(鍋谷先生)
  実際、この漢方薬を飲んで、血糖値が下がったかたが続出しています。

  Oさん(75歳・女性)は、白内障(目のレンズの役目をする水晶体が白く濁る病気)を患い、視力がどんどん落ちていました。手術を受けようと決心して検査を受けたところ、血糖値が210mg/dlもあり、手術できないことがわかったのです(基準値は110mg/dl未満)。血糖値を下げる薬を飲みましたが、ほとんど効果がありません。このまま手術が先送りになれば、いずれ失明する可能性もあり、不安でしかたがありませんでした。
  そんなとき、飲み始めたのが「糖尿病の漢方薬」です。
  すると、Oさんの血糖値はみるみる下がり始め、2ヵ月後には140mg/dlまで降下。その後、無事に白内障の手術を受けられて、失明を回避できたと喜んでいます。

手のしびれ、尿の泡、口の渇きが消えた!
  Tさん(59歳・男性)は、10年前から血糖値が高く、160mg/dl前後ありました。運動や食事に気を遣っていましたが、ほとんど下がりません。Tさんは西洋薬ぎらいで、その代わりに目をつけたのが、「糖尿病の漢方薬」でした。
  早速試したところ、わずか半年で、血糖値が100mg/dlの基準値まで下がったのです。
「お酒だけはやめられず、毎日飲んでいました。それでも、ここまで下がるなんて」とTさんは驚いていました。
  ほかにも、「30年来の糖尿病が大改善して、手のしびれ、不眠が解消した」「飲んだ翌日から、尿の泡が消えて、口の渇きが取れた」など、喜びの声が絶えません。
  最後に、この漢方薬を服用する際の注意点を、鍋谷先生に伺いました。
「妊娠中や出産直後の人、重度の感染症を患っている人、体力が著しく低下している人は、服用してはいけません。また、副作用の心配は、ほとんどありませんが、服用中に異常を感じた場合は、漢方に詳しい医師か、薬剤師に相談しましょう。
 白虎加人参湯加減方の『白虎』とは、四神(方位の神様)の一つです。つまり、神様にたとえられるほど、効果的な漢方薬ということができます。服用時の注意点を守れば、きっと糖尿病の改善に役立つでしょう。
  特に、口の渇き、汗と尿の量が多い、熱がある、体がカサカサしている、といった症状が現れている人には、より効果的です」(鍋谷先生)

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